住宅地のなかでも、
「道路遊び」の常連さんが
何人かおられまして。


徒歩3分以内に公園が2つもあっても、
やっぱり家の前で遊ばせるの方が
楽でしょうからね...。



その常連さんたちの家の前の道路が
住宅地内で最も
「公園化」してる場所でして、
私はなるべくその道路を使わずに生活してました。


でも、とある日、
息子と出掛けるときに
その道路を通って駅に向かったんです。

なぜなら、
その道路の先にポストがありまして、
ポスト投函をしてから、
駅に向かいたかったからです。

そしたらですね、、

相変わらず、
道路遊びの常連さんたちがいたわけなのですが、
その子供達が私と息子を見つけたとたん


「誰か来たよーーー!」
「誰~?」
「誰、あの子、知ってる?」
「知らなーい!」

と大盛り上がりしはじめまして、、、。

無題37_20201113155012



私、この道路を通ったことを、
二秒で後悔することになりましたね。

この頃の私は、
この新興住宅地への不満で頭が一杯。
ただでさえ、
嫌なことしか目につかない状態のなか、
追い討ちをかけるように
道路遊びの子供達からの「だれだれ攻撃」。


「誰」じゃないだろ。
・・・通行人だろーがよ。


あ、すいません、またやさぐれました。


とにかく、
子供達を笑顔でいなす余裕さえも、
その頃の私にはなかったですね。


ただただ、無視して通りすぎるという。


今思えばちょっと大人げなかったかな
という感じですが
そのときの、親たちの様子を思い出すと、
やっぱりあれしかできなかったな、と。

我が子が、目の前で
よそさまを指差して「だれだれ」騒いでるっていうのに、
注意することもなく
おしゃべりに夢中になってるわけですし。

大人げないのは、お互い様ってことで。



通りすぎたあと、息子が
「みんな誰、誰って言ってたね。」
「ぼく、たろうだよねぇ」
とポツリと言ったのが
なんだか切なく思えてしまいました。
  本人は全く気にはしてなかったけれども

「絶対にここから引っ越そう」と
決心したのはこの時だったかもしれないです。





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